カボッション・サードオニクスインタリオ
アクィラ (鷲:ローマ軍のシンボル)
シャンク&ベゼル フランス 1819~1839年(ホールマークで確認) |
![]() |
解説
厚みのある素晴らしいサードオニクスに、ローマ軍のシンボルが彫り込まれた大変珍しく美しいインタリオです。
保存状態、彫りの細密さ、石の質感どれをとっても文句無しの作品です。
ローマ軍の象徴となった鷲の紋章は、その後、東西ローマの支配の象徴として双頭の鷲となり東ローマ帝国に採用されます。
それが東ローマ帝国の後継を自称するロシア帝国に受け継がれていったのです。
シャンクも19世紀初期に作られており大変良い雰囲気です。サードオニクスがカボッションカットので斜めから見た時に石の美しさが感じられます。
これだけの良いインタリオは久々なので自信を持ってお勧め致します。このクラスの古代ローマのインタリオは滅多に出る物ではないことをぜひ知って頂きたいものです。
第10軍団の鷲の徽章を運んでいた者が、
事態が軍団にとって有利になりますように、と神々に誓って、「飛び降りよ」と言った。
「兵士たちよ、もし鷲の徽章を敵に渡すことを欲しないのなら、
我は絶対に、我が国家と最高司令官への務めを果たす。」
これを大きな声とともに言って、
船から身投げして、敵中に鷲の徽章を運び始めた。
すると我が方は互いに鼓舞し合って、
このような恥辱を犯されないようにと、全員で船から飛び降りた。
〜ガリア戦記 第4巻〜


